大停電をきっかけに、「住まいの照明」を考える。
Replanが教える家づくりに必要なキホン、あれこれ。
目次
先日の北海道胆振東部地震では、道内のほぼ全域で停電となりました。いつも当たり前のように使っているものは、急に使えなくなって初めて、その依存度を実感しますよね。今回の停電では、夜に「住まいの照明」の大切さを痛感した方も多かったのではないでしょうか。リプランでは、キャンプ道具を出してきて明るさを確保した人もいれば、懐中電灯やキャンドルで対応した人などさまざまでしたが、足元が見えにくくて危なかったり、お子さんが怖がってしまったり、照明がないとやはり不便です。
そこでここでは、家づくりをする際の「家のあかり」について考えてみたいと思います。
窓の位置/月を味方につける
家づくりを考えるとき、窓の配置にひと工夫をすると、もし照明器具が使えなくなっても少し安心です。
「明」という漢字が、窓から射し込む月あかりに由来するように、もしものときには月の明るさは貴重なものとなります。月の光を採り込むには窓の位置が重要です。東から南の方角にかけて、部屋の高い位置や天窓を設けると、室内にいながら月あかりを感じることができます。普段の暮らしの中でも、風情を感じられてオススメです。

冬の備え&炎のあかり/薪ストーブ
寒い季節の暮らしが楽しくなる「薪ストーブ」は、電気が使えなくなっても薪を燃やすことで暖が取れ、しかも、わずかですが炎のあかりが心をほっとさせてくれます。機種によっては調理器具としても使えるため、もしもの備えとしては優秀なパートナーとなり得るでしょう。なお、ペレットストーブは、着火などに電気が必要なものも多いため、機種の選択には注意が必要です。

いろんな工夫で、必要な照明を必要なだけ使う
暗さに慌てないためには、日常の照明器具による光を見直してみることも一案です。「ちょうどよい明るさ」に対する感覚は人それぞれだと思いますが、「必要な箇所に必要なだけの照明」を意識してみると、意外と「なくても大丈夫な照明」が多いことに気づくものです。またよく言われるように、白熱球をLEDに変更するだけでも長寿命化と節電の効果がありますし、壁の色を白くすると室内が明るく見えます。家づくりの際には、家の中の明るさを見直してみてはいかがでしょうか?

太陽光パネルは「+蓄電」で、もしもの備えに
家づくりにあたっては、太陽光発電システムを検討される方もいらっしゃると思いますが、その際には、蓄電システムまで考えてみてはいかがでしょう。メーカーなどで推奨されている日常的な発電量には満たなくても、少しの太陽光パネル設置に加えて蓄電まで検討すると、災害時にはとても役に立ちます。照明も含め、緊急時にどのくらいの電力が最低限あれば事が足りそうかを、家づくりの際に相談して進めると現実的な備えになるでしょう。
もしもの備えがあれば、非常時でも慌てず安心できることを実感した今回の大停電。熱源をどうするか、冬だったらどうしのぐか、考えるべきことはいろいろありますが、「住まいの照明」についても、この経験をこれからの家づくりに生かしていきたいものですね。
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(文/Replan編集部)
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